どうもー、ゆるタローです。
今日は弦楽器(バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス)の多重録音についてお話ししたいと思います。
多重録音というのは、まずひとつのパートを録音し、それを聴きながら別のパートを録音し、さらにそれらを聴きながらまた別のパートを録音し…というように、どんどん音を重ねていくことです。
以前は専門的な機材等が必要でしたが、最近はかなりハードルが下がってきました。
多重録音のやり方
多重録音には、パソコンを利用するやり方と、スマホやタブレットを利用するやり方の2パターンがあります。
本格的に編集したいならパソコンがおすすめです。細かな編集は、やはりマウスがあった方がやりやすいです。
しかし、最近のスマホは進化が凄まじく、かなりパソコンに近いことが出来るようになりました。
操作性はパソコンには敵いませんが、何より手軽に出来るのが良いです!
iPhoneやiPadなら、garage band というアプリが超オススメです。
無料なのに高性能、少し操作に慣れればかなり本格的に録音&編集することができます。
(残念ながらAndroidではこのアプリは使えません。。)
…という訳で、今回はiPhone(iPad含む)での多重録音について詳しく紹介していきたいと思います!
必要なもの
はい、必要なものはズバリ
以上の3点のみになります。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう!
〈iPhone〉
今や日本人のスマホの約7割がiPhoneらしいです。
私、ゆるタローもiPhone使ってます。
操作性を考えると、大きめのiPhoneもしくはiPadの方がやり易いとは思います。
ちなみに私はiPhone7プラスですが、ほぼストレスなく操作することができています。
使用するアプリは「garage band」(ガレージバンド)という無料アプリです。
こちらをアップルストアからダウンロードしてください。
〈マイク〉
マイクはiPhoneに元々付属しているイヤホンマイクでも、なかなか高音質に録ることができます。
ただ、せっかくの多重録音なのでこだわりたい場合は以下のマイクをオススメします。
これらのマイクを使うのと使わないのとでは、弦楽器特有のジャリジャリ感(特に低音)が全く変わってきます。
初めて使った時はスタジオで録音したかのような音質に感動しました!
ただし、デメリットもありまして、マイクを使用すると充電できないため、3時間以上連続して使う場合は厳しいですね。。。
これは大きな欠点だと思うので、なんとか改善して欲しいところです。
とはいえ、多重録音の場合は休憩を挟みながらやれば問題ないとは思います。
また、マイクの位置はとても重要になります。
マイクに指向性があるか、部屋の環境などによっても変わってきますが、一般的には50cmくらいの距離からF字孔を狙うのが良いようです。
〈イヤホン〉
これは、iPhone付属のイヤホンで十分だと思います。
ただ、コードの取り回しがキツキツなのも嫌なので、延長コードを使った方が絶対に良いです。
コードがキツキツで、大切なiPhoneやマイクを落としたら大変なので。
それと、イヤホンのコードが椅子や地面と擦れる音が意外と大きくてマイクが拾ってしまいやすいので、コードはテープ等で椅子や譜面台等に固定するのがおすすめです。
さて、これで準備は整いました!
次回は、いざ多重録音【実践編】ということで、具体的に録音の手順を紹介していきたいと思います。