こんにちは!
ゆるタローです。
新型コロナウイルスの影響で各方面に多大な影響が出ていますね。
仕事の面でも自営業やフリーランスの人は、いろいろ大変な方も多いのではないでしょうか。
私も音楽関係の仕事をフリーでやっているので、いろいろ気になり情報収集をしています。
音楽講師をやっている知人も多いのですが、「検索しても、なかなかよくわからない」という話をよく聞くので、今回はピアノ講師のための給付金・貸付・減免をまとめてみました。
ピアノの先生に限らず、他の楽器の先生も是非参考にしてみてください。
今回は全国的な一大事とあって、国、都道府県、市町村それぞれから様々な支援があります。それぞれ整理しながらお伝えしていきたいと思います。
〈特別定額給付金〉
全国民に一律10万円が給付される制度です。
令和2年4月27日時点で日本に住んでいるすべての人が対象になります。
申請方法はオンラインと郵送があり、申請可能な日程は市町村ごとに異なるようです。
オンラインであれば早いところは5月1日頃から、郵送の場合は5月下旬頃から申請が可能なようです。
必要な書類は
詳細は以下を参照してください。
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/index.html
〈持続化給付金〉※国の支援
ピアノの先生は個人事業主なので、最大100万円が給付されます。こちらの給付金は、自宅等で教えている先生も、大手の音楽教室などに雇われている講師の先生も利用することができます。
最大100万円とあるように、みんなが100万円受け取れるわけではありません。
計算方法としては、
となっています。
分かりやすくいうと、昨年の収入(所得ではなく、経費を引く前の収入)が200万で、今年の4月の収入が5万円の場合、
200ー5×12=140
なので、140万受け取りたいところですが、最大が100万円なので給付額は100万円になります。
申請方法は基本的にオンラインになります。
令和2年5月1日〜令和3年1月15日に申請してください。
必要な書類は
詳しくは以下を参照してください。
https://www.jizokuka-kyufu.jp/doc/pdf/r2_application_guidance_proprietor.pdf
確定申告が事業所得の人しか対象ではなかったのですが、給与所得と雑所得も対象になりました!
詳しくは、こちら
〈感染拡大防止協力金〉 ※都道府県別の支援
名称は都道府県によって若干異なるようです。
参考までに、東京都は50万円、神奈川県と千葉県は10〜20万円、埼玉県は20万円です。(事業所がひとつの場合)
申請方法はオンラインもしくは郵送になります。
申請期間は令和2年4月下旬〜令和2年6月頃と短いのでご注意ください。
必要な書類は
この感染拡大防止協力金は、いわゆる雇われの先生は申請できません。
施設に対しての協力金という意味合いが強いので、自宅もしくは、レッスン会場を賃貸している場合が対象になるようです。
ただ、都道府県ごとの対応になりますので、お住まいの都道府県の情報をご確認ください。
(参考)東京都の場合は以下を参照してください。
〈生活福祉資金貸付制度 緊急小口資金〉※貸付制度
全国の労働金庫において、緊急小口資金の特例貸付に係る貸付申請の受付を開始しました。
金額は20万円で、申請はお住まいの地域の市区町村社会福祉協議会になります。
これは、今までの給付と違い、貸付つまり借金になります。ただ、1年間は無利子で借りられるので、当面の資金繰りに活用できます。
また、申請から2週間ほどで支給されるので、時間のかかる制度が多い中、大変スピード感があります。
また、本来は貸付ですが、今後も収入が減った状態が続き、次回の確定申告で住民税非課税世帯になった場合は返済不要=実質給付になります。
必要な書類は
詳しくは以下を参照してください。
〈減免について〉※市町村ごと
健康保険、固定資産税、都市計画税などの減免が可能な場合があります。
収入が7割以下に減る見込みであれば申請可能です。
通常、健康保険料などの減免措置は、収入の落ち込みを証明しなければならないのでが、今回は緊急避難的な対応なので、減収幅は実際の額ではなく、見込みでもよいとされていて、各自治体の判断に任されているようです。
減免は、こちらから申請しない限り市町村から提案されることはないので、該当しそうな方は忘れずに申請してください。
減免は、あまり大々的に告知されていないので、少し見つかりにくい制度になっています。
しかし、支給以上の効果があると思いますので、是非申請してみてください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000620361.pdf
以上、ピアノ講師のための給付金・貸付・減免まとめでした。
是非参考にしてみてください!